楽器屋さんで失敗しないように

2018年4月27日

楽器の買い方を考えよう。

楽器を買ってからなんだかイマイチだったので、また次の楽器を買う、

そんな経験を繰り返していると思います。

失敗も含めて人生だと思います。

自分が気をつけたほうが良いなと思った点が以下です。

ネックの状態

ネック強度が強く一度調整してしまえば湿気の強い日本でも神経質にならないでも良いものがよい

某社のヴィンテージスタイルの中古楽器、

いいなぁと思って何本か試奏してその中でも鳴りの良さそうものを選びました。

ただ、数ヶ月弾いていて季節は切り替わり、湿度変化によってネックの状態も変化。

気になりネックを調整しようと思ったところトラスロッドが緩く逆反りを直すには向いていない個体でした。

順反り、逆反り、

どちらが発生しても調整が効く範囲であって欲しいものです。

順反りした時に締めることで対処できるような1方向のもの

順反りにも逆反りにもある程度対応できる2ウェイのもの

湿度変化については湿度計と除湿機はマストだと思います。

ただあまり神経質にならないといけない個体っていうのも変だよなぁ?と疑いを持ったほうがいいと思います。

フレット

フレットサイズは弾きやすさに直結、管理費の面ではステンレスがオススメ。

リフレットや擦り合わせ済みの個体もありますが、自分の普段のセッティングに近づけた時弾き易いのかどうか?

フレット低い時、高い時にどうなるのか

その場にぶら下がってる状態だと自分にとっての当たり前ではないのでどうせ買うならリフレットも見越した金額で総額いくらか計算してから買うといいです。

電装系やパーツ

わからないことは素直に聞きましょう。

改造の幅が広い楽器は、ピックアップセレクター、

ボリュームやトーンについてアレンジが施されていたりとかもあります。

基本ノーマルスペックだとは思うけれど最近メルカリなんかで楽器売買する人は前のオーナーにどういうセットアップかは根掘り葉掘り聞いて、付け替えしたいと思った時どれくらいコストがかかるのか。

そのままでもいいのか、変えるほど気になるのか計算した上で予算を考えるといいと思います。

ペグが回りにくい、逆にゆるすぎる、

ナットが要調整などもありますよね。

色々あると思うので触って選べるならこれどうせ交換するだろうなーって見越した上で、予算考えると◎

ちなみにノーマルスペックって軽はずみに使ってしまった言葉だけども、

何がノーマルかっていうのも自分が今まで経験したものが普通っていうバイアスがかかっていると見落としたりしますね。

購入前の調整

楽器屋で買う場合は保証期間がついてくるものなのでどうせ買うなら自分向けに調整してもらって試奏したいけどネックや弦高調整その場でできるか?きいてやれるものならタダでやってもらったほうがいいですね。

実際、某楽器屋では今ひとつ買うのに悩んでた時にちょっと弦高調整してもらっていいですか?

っていったら即やってくれました。

今日一本買って帰りたいんだっていう姿勢が大事ですけどね。(笑)

家帰ってから気がついて返品は効かない場合があるし、イメージ的に嫌なものです。

もう1プッシュ店員さん頑張ってくださいっていうコミュニケーションです。

逆に売り物を最大限気に入ってもらうように調整することができないなんて人は売る気がない人だと思います。(言い過ぎか)