贅沢過ぎて何が贅沢かわからない時はコンセプトを探ればいい

2018年4月28日

AとBどっちも贅沢・完璧!さぁどうしたらいい?

物を書くことが多くなったギタリストの北島健吾です。
物を言葉や映像などで人に伝える人が最近増えてきましたよね。
コピーライターの人とか、レビュアーの人、アフィリエイター、売れっ子商品紹介YouTuberの人とか。

そのどれを見てもグッと来るのは売り手くささがないところ。
じゃあ売り手臭くないのに、魅力が伝わってしまうのは何故なんだろう?




自分にとって価値が出るストーリーが見えるかどうか

今リアルタイムでiOSアプリ「カウントメモ」のお世話になりながら記事を書いていますが、本当にこのアプリは今役に立っていて、記事に含める文字数の総量を把握するのにぴったりです。
何も手間がいらなくて、特別な操作は必要なくて、アプリに書いていくだけでカウントされる。
しかも改行はカウントされない。
こんなに甘えていいのかと(笑)

で、そもそもアプリ市場の膨大な中でこれを選んだ理由についてですが、
何がいいのかと言うと自分との間に接点、それを使ったらどうなるかのストーリーが見えるからなんですよね。

脳内のタグラインは、
iOS、ライター、文字数、生きたアプリ
こんな感じでした。

するとどうでしょう。

お気付きだと思いますが、
このアプリ『も』ハイコミュニケーションな生きたアプリでした。

参考までに自分の初めて出会ったハイコミュニケーションなアプリは『聞々ハヤえもん』

ハイコミュニケーションなアプリはやはりユーザーとデベロッパとのパイプが強く、放置されない分良さが減らない。

良さが減らないのはユーザーの当たり前の要望だけど、『買ったものはすり減っていくのが当たり前』
維持するにはマンパワーか資金が必要。
必死に進化する。それも含めて楽しんでいる。
そういう開発努力にはグッと来る。

コンセプトをさぐる?作る?

キャッチコピーは商品に価値を与え、そこに添えられたタグラインは、ユーザーと自分との間に関連づけを行うことだと思っていて、

自分の『ああしたい、こうしたい』という人に見せない無意識の部分で「なんか引っかかるなぁ」っていう作用が働きます。

例えば、ミンティアの黒いやつ。

ドライハードが好きなんですが、添えてある文章に、『刺激で眠気スッキリ』って書いてあるんですよ。

『寝不足属性』の自分とミンティアの間に、ストーリーが生まれるわけです。

ほかのミンティアには、爽快感とか、キラーワードが盛り込まれてますよね。

タグとコピーが一緒になってる感じもしますが。

で、そういうものに目がいくようになった今、
ギターの紹介文を書くとして、
スッキリ読みやすく、刺激されるコピー&タグラインってどうなんだろうと。

正直なところ、、、

全部イイ。欲しい。。。

で片付けたいレベルの完成度の中で、
Aはこういうコンセプト、Bはこういうコンセプト、
と作品の中にある意匠や動機を探る技術が必要だなと。(もちろんインタビューも大事です)

ますます、世の中の裏側に目線が食い込んでしまった。(笑)

紹介したアプリの開発者ツイッターです。

インタビューの文字起こしに便利な『聞々ハヤえもん』

テキストの文字数管理に便利な『カウントメモ』

 

もうこれだけで「あー、絶対仕事捗る、不明点不具合要望はレスポンスあるし、絶対イイ」そう思う。

てことは、そのうち『生きた無料の譜面作成アプリ』も見つかりますかね。

むしろ作って欲しいなぁ。なんで見つからないんだろう。

コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法

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