趣味に熱くなることは、突き詰めていくと仕事のマインドをも磨くかもしれない。
トランスフォーマーって知ってる?
ギタリストの北島健吾です。
今日は、ベーシストのユウキ君と食事にいきました。
ベーシストでありながら『トランスフォーマー』の模型を作るのが趣味なようで、何やらマニアックな熱のこもった取り組み方をしています。
彼は既製品では飽き足らず製品化されたものを『改造』するらしいです。
模型を作ったりすることに不器用なので、全く想像もつかない話題が多く、興味深い話が聞けました。
改造の発端
北島健吾
なんでそもそも改造をしようという情熱が出てくるの?
ユウキくん
まず小さい頃からこういうものを買い集めていて好きだったんですよ。
それで継続して集めていく中で、『製品』はこういう顔をしていて、、、
それで継続して集めていく中で、『製品』はこういう顔をしていて、、、
ユウキくん
これってあくまで『製品』の形状で、
『劇中』の写真ではこんな顔しているんですよ。
『劇中』の写真ではこんな顔しているんですよ。
北島健吾
ああ、、確かに
ユウキくん
全然形状が違うんですよ。
製品はツノが上向いてるのに対して劇中は前に向かって伸びてる。
口にエラがついてたりするんですけど、その部分も違いまして、、
まぁ全然違う顔してるんですよ。
製品はツノが上向いてるのに対して劇中は前に向かって伸びてる。
口にエラがついてたりするんですけど、その部分も違いまして、、
まぁ全然違う顔してるんですよ。
北島健吾
ああ、全然ディティールが違かったんだ?
ユウキくん
そうなんですよ、『製品』と『劇中』のディティールが全然が違うんですよ。
それに対して、過去に発売された製品の中で、この別のやつの頭と、目的の『劇中』の頭が似てるんですよ。
それに対して、過去に発売された製品の中で、この別のやつの頭と、目的の『劇中』の頭が似てるんですよ。
北島健吾
ああ、似てるね(笑)
「これ、、、つけちゃえばいいじゃん!」ってこと?
「これ、、、つけちゃえばいいじゃん!」ってこと?
ユウキくん
そうなんですよ。
で、この頭をもぎ取って、、、
で、この頭をもぎ取って、、、
北島健吾
もぎ取るんだ(笑)
ユウキくん
発端は、『あいつを使えばこいつがもっと劇中そっくりになるんじゃね?』っていう思いつきからですよ。
北島健吾
そこがさ。なぜ思いついたし!(笑)
ユウキくん
笑笑
どうせなら一番カッコよく仕上げたい
北島健吾
よくディティールを覚えてるよね。
確かに『劇中』のものと、『製品』って再現性がないよね。
確かに『劇中』のものと、『製品』って再現性がないよね。
ユウキくん
そうなんですよ再現性がないんですよ。
で、他の人が改造したモノを見ると、
ある人はツノの角度が違うんですよ。
その人は45度くらいなんですけど、劇中だとほぼ正面に向いてるんですよ。
こういうところが気に入らなくて、、自分で作ってやろうと。
で、他の人が改造したモノを見ると、
ある人はツノの角度が違うんですよ。
その人は45度くらいなんですけど、劇中だとほぼ正面に向いてるんですよ。
こういうところが気に入らなくて、、自分で作ってやろうと。
北島健吾
作るって何で作るの??
ユウキくん
パテで。複製をしていくんです。
ユウキくん
おゆまると言って熱で柔らかくなる粘土です
ユウキくん
柔らかくなったら複製したいパーツを押し付けて固まったらパーツを取り、その跡にパテを流し込んでパテが固まったら完成です。
北島健吾
パテきたか(笑)
ユウキくん
改造したのに製品の丸パクリしただけじゃないかって言われるのが嫌で、作り込んで行こうと。
ちなみにこれパテで作ったもので、
ちなみにこれパテで作ったもので、
ユウキくん
イチから作った頭はツノが前にむき出すようにして、、、
そこからエラも自分でつくったり。
細いカッターでちまちま削っていくんです。
そこからエラも自分でつくったり。
細いカッターでちまちま削っていくんです。
北島健吾
ああ、遠くから見ると質感良いよね。全体がちゃんとしてる。
ユウキくん
凸凹がでたらヤスリで削ったり。
こういうツノとかちゃんと正面向いたり、喋るときはエラがパカパカしてるんですよ。だから開いてる状態にしたり。
こういうツノとかちゃんと正面向いたり、喋るときはエラがパカパカしてるんですよ。だから開いてる状態にしたり。
北島健吾
なんで、製品と劇中違うんだろうね
ユウキくん
たぶん、キャラクターを先に立案して、
コンセプトアート作って、製品化するんですけど、
その後に映像化されて、
差ができてしまうんでしょうね。
コンセプトアート作って、製品化するんですけど、
その後に映像化されて、
差ができてしまうんでしょうね。
北島健吾
それを埋めたいと?
ユウキくん
そうですそうです、
一番かっこいいやつを作ろうと。
一番かっこいいやつを作ろうと。
北島健吾
映像化されたものに合わせていきたいんだ?
ユウキくん
そうですね。欲がありますね。
北島健吾
ああ、確かにそう思う。
『Zガンダム』のプラモデルとか、変形できる初めてのガンダムだと思うんだけど、アニメではあんなにカッコよかったのにプラモデルとかだと変なところに頭来たりして、かっこ悪いなぁって(笑)
そんな風に夢を奪わないでー!って。
『Zガンダム』のプラモデルとか、変形できる初めてのガンダムだと思うんだけど、アニメではあんなにカッコよかったのにプラモデルとかだと変なところに頭来たりして、かっこ悪いなぁって(笑)
そんな風に夢を奪わないでー!って。
ユウキくん
そうなんです、そういうところから始まったんです(笑)
北島健吾
なるほど(笑)
ユウキくん
始めた時に、SNS上にすごく上手い人がいて「教えてくださいよ」って言ったんです
北島健吾
アタックするねぇ!
ユウキくん
アタックしました(笑)
で、教えてくれたんですよ。
で、教えてくれたんですよ。
北島健吾
すごいなぁ声をかけて見るもんだね。
ユウキくん
あと、『MPM05-バリケード』っていうのが今度発売予定で、
情報がリークされたばかりで今年度末から来年にかけて製品出る予定なので楽しみにしています。まだ、宣材写真のCGしか上がっていないです。(2017/10頃の話)
情報がリークされたばかりで今年度末から来年にかけて製品出る予定なので楽しみにしています。まだ、宣材写真のCGしか上がっていないです。(2017/10頃の話)
北島健吾
へぇぇ!情報早いな(爆笑)
この後も盛り上がった。
- 出版社/メーカー: タカラトミー
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再現の追求
自分が思い描くものと、再現性がない既製品。
この差を埋めていくっていうことは何においてもエンジンになるんだなぁと思いました。
「そこに無いなら作ればいい。」という発想、イイですよね。
こういう何気ない会話も、ハヤえもんで録音したものを聞き取り、カウントメモで文字起こししながらカウントする。
それだけで体裁がだいぶ整ってしまう。
よい循環を生み出してくれたアプリ達に感謝。
今日登場したユウキ君
https://twitter.com/_trans_formers_
ゴリゴリ活用しているアプリたち
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