《レッスン方法》イントロダクションの工夫次第で練習嫌いの生徒も飲み込みが数倍早くなる。

2018年4月28日

生徒のモチベーションにアクセスするためのポイントとは?

ギタリストの北島健吾です。

人にスムーズにものを伝える時、工夫すべき点を常に考えています。
コミュニケーションの基本は伝わりやすさ、あとは如何にして関心を引くことか?だと思います。
内容が正しさを持っていても心に響かないなら響く方法を考える。

これが今回のメインテーマです。

教え方に悩んでる人のヒントになればと思います。



教える内容より教え方

意外に内容はどうでもよくて、同じことを違う先生が話すだけで価値が変わってしまう現状です、
じゃあ明日から、あなたも誰かを満足させてみませんか?ということで、、、

自分に関係あることじゃないと聞かない

『話の構造』ってどうなっているのかなぁ?と何気なく『htmlタグ』を見ていて気がつきました。

構造の中に《head》や《body》などさまざまな要素があると。
主役になるのはbodyに書かれたコンテンツ。
でも、そこにたどり着く前に「これは自分に関係があるか?」を判断する為のタイトル部分や説明文がありますよね。

そして興味があるから開くわけです。
WEBコンテンツだとタイトルが重要で、
タイトルだけで、何を話すのか?何のためにそれを自分が読むのか?という動機付けになると思います。

レッスンに置き換えると

レッスンにもこの授業は聞く意味があるか?を判断する為のヘッド、ボディなどの要素があると思いました。

この考えを応用しようとすると、
イントロダクションの部分で如何に『自分に関係あるものだ』と思わせるかで聞く態度ややる気が変わってくると思います。

「これから、コードトーンを使ったアプローチを解説します。2時間頑張りましょう。」

というのと、

「今からアドリブがグッと上手くなる方法教えますね。あのミュージシャンやこのミュージシャンもみーんな使ってる便利な方法で、それはコードトーンを使ったアプローチなんです。2時間だけど頑張りましょう。」

どっちが自分に関係あるかといえば、きっと後者だと思います。

具体的にどう役に立つかも明確です。聞くメリットを感じます。

無意識のフィルタリングを外す

「これは自分に関係のあるものだ」

「やって損はないものだ」
「やってメリットがあるものだ」
こんな状況に追い込むことができると、個人差はあれど傾聴姿勢が出来上がってくると思います。
聴きたいと思っていると、わからないときにすぐに質問をすることで差を埋めようとするし、もっと教えてほしいという欲求も出てくるはずです。

いくらしっかりとした内容であったとしても、無関心だと響かないのは当たり前ですよね。

なので、これを覚えた先にあなたの未来はこんなに豊かになりますよって言うところをアピールできたらなと思います。

誰も損せずに始められて追加投資のいらない工夫です。

一般的なコミュニケーションでも通用する話し方だと思います。

後は話の重要な部分と重要じゃない部分の整理とかそのあたりですよね。

頑張りましょう。