趣味極まる。想像を超えていた『シルバニアファミリー』の世界。
今回はシルバニアファミリーが大好きな方
趣味について探るシリーズ(?)が定着しつつありますが、毎回面白いことを知れます。人との交流のメリットはそこですね。
前回、ベーシストの『ユウキ君』が『トランスフォーマー』について熱く語っていて、「製品化されているものと映像化されているものとギャップを埋めたいという気持ちで加工を始めた」という話に触れたばかりですが、
今回紹介するきゅうさんは、『ミニチュアの世界』にハマり、作り手となり、今はもう表現を通して人にも楽しさを共有している人です。
きゅうさん。
なんかこの方、すごく面白い。
動画を見ていくとその世界にハマってしまう。
まず、可愛らしいお人形さんたちと温かみのあるカメラワークがいいですよね。
何でしょう。センスでしょうか?
掘り下げていくともっと面白さに気がつきました。
どうしてこうなった?リアリティがすごい。
いきなりですが、この動画を見て欲しいです。
餃子を作る動画。
何か、違いを感じませんか???
そうですリアリティの追求です。
見ててワクワクするんですよね。
まず、紙粘土でこういうレプリカのようなものを作るとしても、普通は外側だけ真似て作ると思います。
ただ、彼女は実際の食べ物や食器と同じように、仕込んでいく。
きっとそこには、登場人物たちの食べ物や食器っていう愛着があるんでしょう。
人間だって、素材にこだわりますもんね。
単純に楽しくなってしまったっていうのもあるとは思いますが、不思議と理にかなっているような感じさえします。
餃子を真似るのに、餃子のタネから仕込んでいく人なんて見たことないです。
痺れる。
しかも、お皿とかもリアルなんですよねぇ。
具体的なイメージがあって作っているのはわかりますが、そこまでできちゃうの?って感心してしまいます。
鍋を作る動画。
もうね、見ていると「ああそこでツヤ出してくよね!そうだよね!!」って納得してしまう。
本物だったらこうだろ、という部分。追求してますよね。
なぜ、ここまでハマったのかを聞いてみました。
きっかけは、『人形たちの生活を豊かにする』
『紙粘土の限界を研究している』とのことですが、
何で紙粘土を?
実は最初は紙粘土の存在も知らずにティッシュで作っていた時期がありまして、
それが、高校生の時に紙粘土を知ってからはその扱い易さにハマっていきました。(笑)
でも、まず最初にティッシュで作る欲求はあったところが面白いですよね?(笑)
しかも大量生産しがち。
いきなりそこに行き着くのが面白いです。それはウサギさんたちの生活感を出していくためだったんですか?
何でしょう、最初はその通りで、買ってもらえないなら自分で作って人形たちの生活を豊かにしてあげようっていう目的だったはずです。
でもいつの間にか作ること自体が楽しすぎて、人形そっちのけで目の前にあるお菓子をミニチュア化することにずれていきました。(笑)
今日聞いた話すごく面白いです。個人の趣味の世界にフォーカス当てると色んなところに不思議が散りばめられていますね。
「人形たちの生活を豊かにしよう」っていう気持ちが生まれる前に、まずは売り物のセットを買えなくてハマり損ねた姉がいます。(笑)
作る方に進んでいたら、同じ道だったかもしれないなぁ。
多分、パン屋さんがあったからそこに繋がったと思います。。
飾るステージがあったからこそ、「ないなら作ればいいじゃないか?」に向いたような感じです。
多分、建物が無かったら作ってなかったと思います。
なるほどです。
仮に、そこに遊園地のセットがあればアトラクション作ったりしてたんじゃないですか?
え、そこは休憩所で軽食コーナーに売ってるパン作ってそうですね。(笑)
伝えたいのはものづくりの楽しさ。
めっちゃ面白い人でした。(笑)
ここらでツイッターのリンクを貼っておきます。
【紙粘土 メロンパンの作り方】
YouTubehttps://t.co/NwO3fRiPhB
(o’∀`)/{興味ある方、お気軽にどうぞ~♪#ミニチュアフード#フェイクスイーツ pic.twitter.com/cbq0RWtQ4Q
— 笛吹き犬きゅうり (@kyu_n_nine) 2017年10月25日
さらにこの方、ゼルダの伝説のBGMをバックに歌詞つけてみたり。
やることのインパクトが強いです。
僕も、『ハヤえもんソング』のためにギターの伴奏を提供したのが、
彼女がいきなり『たて笛』で参戦したからというのがありまして。
『たて笛』だから知り合うっていうのもなかなか珍しいパターンだとは思いますが、
これが、何か別のアプローチだと違った印象だったんだろうなと。
「おっ?」て気になる要素がありますよ。彼女。
メジャーな文化の中でのニッチは花が開くかも
『シルバニアファミリー』ってめっちゃ有名ですよね。
僕の姉も持っていました。でもここまでのめり込めずに別の趣味ができてしまいました。
みんなが知るようなこの可愛らしい世界観の中に、そこの世界にあってもいいのに無いものだったり、買えなかったものを買うよりクオリティ高く。
この発想って面白いかもしれない。そう思いました。
あ〜、この発想でいくとギターのビルダーさんとかエフェクターのビルダーさんにお話聞いてみたい気もしますね。
何でそれ作ったの?っていう。
絶対面白い
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