クリエイターのスランプはどう脱出する? 秘訣を探る。

2018年4月28日

何のためにコンテンツ作りしてますか?

Guitarist & Hayaemonist になりつつある北島健吾です。

今は色々な方が独自のコンテンツを繰り出していく時代。そんなクリエイティブな活動の際に報酬系を刺激するのは『閲覧数』『回転数』この辺りだと思います。
意気揚々と始めた自分の企画、鳴かず飛ばずでスランプに陥った経験はないですか?
そんなときにモチベーションが朽ちてしまわないようにするヒントとは。




自分の方が先に始めたのに、、、
何故かあとから来たのに追い越されてしまったとき。

こんな時に、いちいちめげていては何もできないと思います。

その状況を利用してやりましょう。
『何が違うのか』を分析する対象が放っておいても出てきた。ある意味チャンスだと。
そして、『需要の層』『製作者のナチュラルな年代』これがどの辺りなのか?とか考えています。

後発組が追い越していくのはある意味当たり前

・先発組の情報がすでにあるので、効率よく吸収しているし、年代的なものもあるでしょう。特に最近関心するのは10代の人たちは、無駄な時間を嫌う感じがしますね。

コスパ世代っていうんでしょうか?

・見る層と世代が近いと、フィットしやすい部分を無意識に選べるのかな?とも思います。周りと共有しやすい。

・情報そのものをコンテンツ化して共有してるエルダー層が必ず出てくると思います。
探すと情報がでてきちゃう、そんな時代です。

無理のない層にアプローチできているか

ギターの『弾いてみた』とかもそうですけど、
視聴する世代って10代〜30代くらいがピークな気がします。
30代になって思うのは、若い世代の興味を持つ音楽に無理に興味を持とうとしても歪みが生じるんですよね。自発的じゃなくて受動的に突き動かされてやってる感じ。

それって、なんとなくグッとこない。
上の世代はもっと渋いものを見そうですよね。
僕個人は演奏の面白さより艶っぽさを求めるようになりました。

そんな感じもあるので、
それぞれの世代でうまいことやってる人たちは、無理せず楽しくやってたら伸びちゃったみたいなこともあると思います。

そうでないと、楽しさよりも結果を求めてしまう気がします。

それが好きかどうかのイエス&ノー

先日インタビューした『きゅうさん』

あの後さらにミニチュアの世界について掘り下げていくと、ものづくりの楽しさを共有するとともに、悩みとか、マインドコントロールとかについても熱く語ってくれました。

スランプの経験はありましたか?

ありました。
自分より後に始めた方の方がグングンと再生数を稼いでいって。
それに対して、自分は再生数が2ケタ、コメント1とかで、何が違うんだろうって思いました。悩んで作れなくなりました。(笑)

ミニチュア界隈も人口多いんですね。
一回製作する側を経験すると人の作品見るときに裏側から見てしまいますよね。

自分の性格の負けず嫌いが間違った方向に転がると
厄介なこと(*)になるってことを痛感した時期でしたよ。
でも、その時期があったからこそ、今続けてることに芯が生まれたんだと思います。

*厄介になった時の動画が、この『カボチャ』の動画。動画の裏では苦悩があったそうです。

楽しむことがモチベーションを維持してクオリティをあげている。

苦悩があったということですが、作品のクオリティも維持しつつおまけコーナーもこだわりがありますよね。楽しそう。
家の中の撮影、ミニチュアの世界にどうやってカメラを?

おまけ動画は、毎回楽しんで撮ってるんです!
ガラケー(スマホ)で直接撮影してます。

アングルもいい感じに何カットも撮ってますよね。(笑)
メロンパンのやつとかも、、、

 

あれ家屋の中でライティングどうしてるんですか?
家の外からライトとか当ててます?

ライト当てると反射して眩しいので、使わずに撮影して『snap seed』っていう加工アプリで暗いところを部分調節しています。

やりますねぇ。(笑) 

製作の裏側面白いですね。何工程も入ってるっていう。
凝縮された5分間ですね!

ぎゅぎゅっと!

原点回帰をする

スランプってなぜ起こるんでしょうか。

『うまくいかない』からスランプって感じる気がします。

それって、掲げている目標だったり目的に依存するものでもあると思います。

人と比べてしまったり、

そうすることで純粋な楽しさを忘れてしまったり。

悔しさから追い抜くことを目的に置き換えてしまうと、自分らしい手法から外れてしまったり。

ギリギリやめるかやめないか、

そんなタイミングで自分が純粋にやりたいようにやってみたら、『これがやりたい』ということを再確認できる。

ということでした。

好きが原動力

最近流行りのYouTuberなんかもそうですけど、
まずは『面白そうなことをやっている人たち』の周りに人が集まっている印象ありますよね。

大きくなる前は面白そうなことやってただけだと思う。

ビジネスにしていく人もいるし、

あまり大きくせずにこじんまりとやっていく人もいる。

情報を得たいと思って再生する人も中にはいるでしょう、

でも余暇に勉強モードになっている人ってそんなには多くない気がします。

ゆっくりまったりと自分が面白そうだと思ったものを見たいものですよね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。