1日の情報量と人生の走馬灯、見れる情報量ってどっちが多いんだろうね

2018年5月17日

わずか数日でジャズマンが1人生まれてしまった

ギタリスト北島健吾です。

ここのところ、関わる人が増えたことで遠心力でぶん回されていることが面白いです。
昨日は、ブログテーマこそは浮かびつつも更新ができるほどまとまらなかったです。
ジャムセッションでいうところの、ロングなセッションが行われていて、今もなお続いてるイメージ。(笑)

時間ってすごいですよね。

何が起こっていたのか

airchがジャズマンすぎる

まずは、ご存知『POTATO BOY』

作編曲からパフォーマンスまですべて担当しているairchさんですが、
彼女のジャズセンスが素晴らしい。

ほんの出来心で“俺のアメドを見ろ”っていうタグでツイッターに投下しました。

ただアメリカンドッグのケチャップのセンスが悪かったことをネタに、写真にしてポストしただけですが、
彼女はそれを人面に仕上げて来ました。

何故そうなったのか、なぜひねりを入れられるのか?
その辺りがジャズセンスですよね。

普通にアメリカンドッグに顔をくっつけたらこんな感じですかね?

アメリカンな表情ですね。

対してさらに、違う方向へパス。

そのロジックは、

アメリカンドッグ

アメリカ犬

この小学生並みのボキャブラリーに、

さらにポピュラーな『ストリートファイター2』のゲームキャラをぶち込む。

アメリカ+犬(ケン)
ケンはアメリカの代表選手です。

その場で手描きして、あまりにも似ていないので『昇龍拳ができない』という条件も与えていきます。



 コミュニケーションはピボットの連続だ

さらにこれを受け取った彼女は、

スト2ネタで拡張。

ダルシムというインド代表選手でアンサー。

負けじと僕は、サガットというタイ代表選手でアンサーと見せかけてそのステージにいる仏像でアンサー。

随分遠くまで来てしまったなと思っていたところに、
サガット加工したairchの画像が。。

なぜここまで身を削ったか(笑)

アウトの連続でもうイントロとキーが変わってしまっているイメージ。
まさにこれがジャズ感であり、ポテトボーイを生み出したんだなと思います。

そんなジャズマンが生んだ意外なほどにグッとくる

ポテトボーイを聴いてください。

ここまで来たところで、意外な人物の芽生え

そうです、『ハヤえもん開発者』のりょーた氏が「ついていけるようになった」と。

以前は、僕の難解で気まぐれなピボットに「何故それをする必要があったのか?」など難しく捉えがちだったりょーた氏。

「仕組みはわかったけど、どうして?」
っていうところに悶々としていたのですが、

そもそものコミュニケーションの軸にジャズを置いている人たちを目の当たりにしてその『シンプルさ』に気がついたようです。

もともと僕は彼こそジャズマンだと思っていました。

この頭の体操方法をわからないわけがないって思って期待していました。

ここまで来て確信したのは、

りょーた氏こそジャズマンであり、ジャズマンから生まれたハヤえもん、そこに心躍らせないわけがないということです。
コミュニケーションをジャムニケーションにして行く音楽人の『緊張と緩和』には慣れなかったものの、僕と出会う前にすでにジャズマインドの骨格は備わっていたんです。

ちなみに、りょーた氏の書いた本でジャズの骨格となり得る、思考法の『選択』というところが触れられています。

是非読んでみてください。

一つの考え方に偏ることなく、

“一度頭を白紙に戻し『今』どういう思考法を選んでいくのか“をチョイスするんです。

まさにジャズですよね。

合わせて行くことも外して行くこともできる。

掘れば掘るほどバックボーンの広いりょーた氏に読者もメロメロになると思います。

追記 この3人でなんと曲を作りました。