増税するなら投資は早めしておいた方が、その年月メリットを感じられる。

2018年4月28日

最低賃金が上がることのギタリスト的イメージ

ギタリストの北島健吾です。
時事ネタは風化するのであまり取り上げたいものでもないのですが、
安倍さんはその成長戦略の中に最低賃金の「年3%程度の引き上げ」を盛り込んでるんですね。正直そこまで関心はなかったですが、ああ、そういえばこうなるよね。って思ったことがあります。このままのペースで引き上げが続けば、、、。

良いコトなのか悪いコトなのか

格差がありそうですよね。
もともとバリバリ働きたい人は賃金が上がれば嬉しいわけですが、控えめに働く層は勤務時間を減らさないといけなくなりますね。



例えば、学生や主婦など短時間でバイトしてる人たち。

扶養控除対象から外れてしまわないギリギリで働いているのに、賃金上がったら時間計算がきつくなりますね。
勤務時間が減ってしまうとシフトが回らなくなって生産性があがらない業種もあるんじゃないでしょうかね?

僕なんかは、学生時代に楽器欲しさのあまりバイトしすぎて扶養外れてしまってからは『むしろ働きたい』っていう方向性になったわけですが、学生時代に扶養外れるとろくなことがないです。

①休みにくくなる

「取られるだけ取られて収入減るのは辛い、だから働く方がマシ」と思い込み、
これで、安い賃金、長い労働時間で働くようになっていました。

「学生だから、テスト期間休もう!」と思っても、取られるものは取られるので自分の生活や嗜好品とのバランス考えるとそこまで休めないわけです。

リミッターが外れた僕とは逆で、同じシフトに入ってる学生さんや主婦の層が時間調整の目的で休みを多めに入れていくと、残された人たちは四苦八苦ですよ。

特に、当時いた業種はサービス業だったため、人数が生産性に直結しますからね。

②ギターを弾く時間が足りなくなる

ギターは弾けるのか?

バイトでクタクタになって帰ってくると、もう深夜帯です。
朝学校に行って、バイトして、深夜帯にギター。
ものすごく練習効率も悪いし、眠い。翌日に響く。

それだったら、時給は最初から高くて、日数も少ない契約を結んでおくべきでしたよね。ただ、そういう職場って学生は求人対象じゃないような気もしますねぇ。
人手不足で頼ってくるようなバイトはダメです。

消費税アップも視野に入れて

ギターは出会ったら買った方がいいかもです。

例えばですけど、欲しい楽器が100万円だったとして、2017年現在は8%なので8万円の消費税ですよね。

これが10%とかになると、消費税だけで10万円ですか。
何だか、もう今のうちに10万円の機材買った方が良いんじゃないか?とすら思ってしまいますね。

で、いい楽器ほど値段が下がらないと思うので、そのままダメージをくらいそうですね。

少なくともパーツの換装などは早めに済ませておいた方が良いかもしれないですね。メンテナンスはその時その時ですけど、フレットをステンレスにするとか、ペグやブリッジを交換するとか。細かいことにも税金が絡んできます。

タバコも増税するから、これを機にやめて機材買いましょう。