『右と左』の哲学が始まった。あなたの右は本当に右なのか?
『右』側の出来事が本当に右だったかはわからない。
ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾です。
今日は『ハヤえもん』アプリについて、現時点(2017/11)の気づきです。
アプリには、様々な機能があります。速度や音程の変化。イコライザー。エフェクト。
前回はイコライザーとエフェクトの一部をとりあげました。
今回は、そのエフェクトの中の『右のみ再生』『左のみ再生』について、、、
すっごくミニマムな部分ではありますが新たな発見がありました。
以前紹介したように、ボーカルキャンセルはセンターキャンセルなので、ステレオで聴いている最中にかけるとごっそり『真ん中』が抜けます。
そのため、ボーカル強調と組み合わせると左右のギターや鍵盤などが聞こえたりします。
同じ感覚で右のみを選択してみました。
この状態で聞いてみたときの印象が、
「あれ!?」でした。
気がつく人は気がついているかもしれませんが、結構ボーカルが聞こえるんです。
「ボーカルって右じゃないでしょ??」という感覚でした。
しかも右のみと言いながらも両耳で再生されています。(ここポイント)
右だけにしたと思ったら左からも聞こえる。
試しに左のイヤホンだけで聞いても聞こえる。
ボーカルもいる。
これは一体なんなのか?と。
「あれ?右が右じゃない??」みたいな錯覚が起きました。
質問・提案をしました。
『右のみ再生』『左のみ再生』の真相
実は、片側の音を両耳で聞いているようです。
これってつまりは、スピーカーなどない前提で考えると、
人の話を正面で両耳使って聴くのと、
右側から両耳使って聴くくらいのイメージ??
言葉通りの『のみ』で右だけっていうイメージだったんですが、
右側の出来事を両耳で聴く。
だったようです。
そこで哲学ゾーンに入ってしまいました。
日常の『右・左』本当に右なのか左なのか??
例えば、「右手右足を動かしているとき左重心でバランスとるときだってあるよなぁ」とか。
右利き左利きとかもそうですよね。
ギターなんか左利き用もでてますけど、
やっぱり繊細な動作は利き手っていうイメージなのかな?でも指で弦押さえるのは『利いていない』と言えるのか?
利き手利き足が満足に機能するにはもう片側が機能して支えていることだってあるわけで、
その辺りを考えると、僕の場合は、紙に字を書くとき『右利き』ですが、紙を押さえるのは『左利き』なのかもしれないなと。
ギターもそうです、ピッキングするのは『右利き』ですが、弦を押さえるのは『左利き』です。
「右は右だけじゃなくて左の為にあるのか。逆も然りか」そう感じました。
今日歩く時の一歩一歩を「右さん左さんありがとう」と感謝していこうかと思いました。(割と真面目)
健康でいられるだけでも感謝。
右ひじ左ひじ交互に見てって芸人の2700さんもいってましたしね!(懐かしい)
機能についてのグレードアップ??
今日の僕のアプローチから、りょーたさんは何かしらこのステレオ感について面白い機能を考えて行く動きになりそう。
だから方向性としては2つ。まず1つ目は左カット。右カットってエフェクトの新設。これが健吾のイメージしてる、右のみ左のみを直感的に捉えたエフェクトだと思う。
— ハヤえもん開発者 りょーた(山内良太) (@ryota_yama) 2017年11月8日
2つ目は、これにレベルの概念を導入する。オン、オフじゃなくて、どれだけ左を絞るのかってのをフェーダーでカスタマイズできるようにする。
— ハヤえもん開発者 りょーた(山内良太) (@ryota_yama) 2017年11月8日
フェーダーシステム面白いよ。ありがとう! 健吾大好き笑
— ハヤえもん開発者 りょーた(山内良太) (@ryota_yama) 2017年11月8日
当面はアンドロイドなどが先になるとおもいますが、iOSやパソコンでも引き続き面白い機能まっています。
右、左をフェーダー調整とか今までのアプリでなかったので期待ですね。
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