ジグソーパズルから読み解く人間関係の面白さ

2018年4月8日

人間関係はまるでパズルのようだ

ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾です。
今回の記事は人間関係に悩んでいる方に是非読んでいただきたい内容です。
実は個人を取り巻くあらゆる人間関係が、まるでジグソーパズルのようだということに気がついてしまったんです。




なぜジグソーパズルなのか

今日はパッと思いつきで「子供にパズルを教えるのってどうやるんだろう」と呟きました。

それがきっかけで面白いことに気がつきました。

人生、ヒントは何割欲しい?

自分が気になっていたテーマとしては
『子供にどれくらいヒントを出すのか』というところでした。

つまり程度の話。

子供はわからなくなるとぐずりますし、
わかりすぎてもつまらなくなると思うんですね。
それは人生という規模のゲームも同じことで、
できないことやわからないことがあると
何とも言えない心境になりますし、
なんでもかんでも教えられてしまうと
作業感が強くなって面白くないんですね。
自分で達成した達成感や、刺激が弱まると思います。

体が先か頭が先か

何か新しいことを始めるときに、
とりあえず触ってみてわからなくなったら調べる人と、
先に座学を進めてから実践する人がいると思います。

RPGなどが良い例で、
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどゲームをするときに
攻略情報を見ながらプレイをする人と、
攻略を見ないで初見でやりたい人がいると思います。
ぼくは『アイテムやイベントをコンプリートしたい派』なので攻略情報がマストなのですが、
ハヤえもん開発王のりょーたさんは真逆で、
「まずはやってみたい。先に調べてしまうと作業感が強くなる。」とのこと。
言われてみるとそうだなぁと思いました。アプリ開発も冒険そのもの。

パズルのピースはお友達

ハヤえもんフレンズのゆっきーがとても興味深いことを呟いていました。

パズルの教え方、たしかに教え方だ。
パズルのピースをお友達に例えて馴染みやすくするというもの。
言葉そのものを子供に馴染みやすいものに置き換えるという、接し方の提案ですね。

キャプテン翼でロベルトも言っていた!
ボールは友達なんだね!まずは友達に例えるんだね!

脱線しましたが、
パズルのピース、ぴったり合わなければ別のお友達を探す。
この考え方、すごくタメになりますね。

本人がどういうつもりでこれを書いたか、
それ自体は本当に深い意味はなく、
『子供にわかりやすいように』というコンセプトだと思います。

テーマそのものは同じだけれども目の付け所が違うわけですね。

片やどれくらい教えてやるべきか、片やどうやってパズルそのものを教えるか。

全然違う。

でも、逆にこういうところから得られる情報量は多かったです。

自分そのものもピースだとすると

パズルのピースをお友達とするならば、
自分もピースなわけです。

ジグソーパズルの形を見ればわかるのですが、
角は縦横の2辺しかお友達と繋がれません。

逆に勇気を出して真ん中にいくと上下左右4辺でお友達とつながることができます。

友達を作るにはなるべく端っこに行かないという勇気が必要です。

もちろん、それぞれの辺でピッタリはまるピースって一個だけなので大した差ではないですが、
隅っこに行ったり壁際に行くと、色合わせなどしやすい代わりに直で繋がれるお友達が減ってしまう。
面白いですね、人間関係みたいです。

また、ピッタリはまる人としか親友にはなれないと思いますが、
自分が繋がった親友にも残りの辺にはピッタリはまる友達がいるわけです。

友達の友達とは特別相性がいいわけではないですが、友達を介することでつながることができる。

AとCは仲良しじゃないけど、Bを間に挟むと一緒にプロジェクトが立ち上げられる。みたいな。

当然ですが、自分から遠くかけ離れたピースと直接繋がる事は難しいです。
ピッタリはまらないわけですから、自分というピースの輪郭を変えなければいけません。

つまり人格を捻じ曲げてしまうのです。

でもそんなことをしなくても、
自分の親友から辿っていくと実は繋がっているということもあり得ますね。




自分というピースから繋がる友達の輪

新しい友達ができるとその友達が新しい友達を呼んでくるというのはあります。

その『友達』は何も人に限ったことではなくて趣味でもいいわけですね。

ギターをやっていたらギターに関わってる人と繋がる、
ギターをやっていなかったらその人たちとは接点がなかったと思います。

アプリでもいいですね。
ハヤえもんを使っていたらハヤえもん通してそれまで知らなかった人と交流が広がりました。

何度も書いていますが、
こちらから閉ざさなければ、
開発王が「どうもー!初めまして!!」と門を叩いてきます。
全裸です。強いです。

子供にパズルを教えるとき、
この人生観まで落とし込めたら面白いですね〜。

ちょっと背伸びしすぎかなあ。