ギター、アルペジオがうまくなるには?つまづきやすいポイントを解説

アルペジオのピッキングがうまくできない場合の問題点

ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾です。
今回の記事はアルペジオ奏法のピッキングについてです。
アルペジオ奏法は、コードフォームを押さえたまま複数ある弦を一本ずつ弾いていきます。
初心者向けのギターはストロークやアルペジオを当たり前のようにやれと言っていますが、その当たり前こそとても難しく、クオリティの上げ方がわからないままなんとなく苦手意識を持っている方がいるのも事実です。



なぜ難しいのか?

初心者必修のテクニックでありながらもあまり多くは語られないピッキングの難しさがあります。
書いている僕自身も、誰も教えてくれないのにうまくいかないもんもんとした時期を過ごしていました。
弦を弾いた後のピックの位置や深さが問題です。
間に弦が挟まれば挟まるほど弾きにくくなり、ピックが深ければ深いほど引っかかります。オルタネイトピッキングをするとインサイド、アウトサイドが連続するのです。

解決策

①ピッキングする時の深さを把握していきましょう。

これには右手小指や薬指などをボディや余弦において安定させるのがいいでしょう。

②ピックを振り切らないようにしましょう。

あまり大げさにピッキングをしてしまうと、コントロールから外れたところにピックがあるため思ったよりも弾きにくくなってしまいます。
必要最小限の幅でピッキングをして次のピッキングの準備をする。この『瞬時の切り替え』ができるテンポの限界値をあげて行きましょう。