【TAB譜】クリープハイプ『栞』リードギターパートから学ぶハイポジションのバッキング

2018年9月15日

クリープハイプの『栞』のTAB譜を作ってみました

ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾(@kengo1228)です。
今回はロックバンドのクリープハイプの曲を耳コピしてみました。
ハヤえもんMacOS版。役に立ちすぎです。
DLはこちらへ。

こちらが原曲です。


聞いた感じテンポが速いですよねー。200くらいありました。

バッキングというと歌を支えるのでもう少し低い音域でやることが多いと思います。
今回のはリードギターパート(と一部リズムギター)という風に
一本で拾えるだけ拾うアレンジを入れつつタブ譜にしてみました。
単品で弾いてしまうとコードが成立しないところもあります。
ベースやサイドギターありきでアンサンブルしてます。


TAB譜動画


耳コピをしてみて思ったことは、
ハイポジションのバッキングもありだなぁということ。
ギターが一人のバンドだと、12フレットより上でバッキングすることはまずないと思いますが、
アンサンブルがローレンジを支えている場合は裏メロのように暴れてもいい気がします。

◆イントロのギターソロ部分はF#メジャーペンタトニック(D#マイナーペンタトニック)を主体とし、
セカンダリードミナントの部分はきちんと拾っている感じです。

◆Aメロ部分はコード進行自体は進みつつもほぼ使う音は変えずに
同じパターンを繰り返す手法を取っています。
ここもセカンダリードミナントは拾っています。

◆Bメロは、単音カッティングですね。特に問題はないと思いますが、
これもコードポジションに分解するパターンと、同一ポジションで弾きやすさを優先するパターンを考慮しましたが、
後者を選びました。

◆サビは12フレットより上でひたすら弾きまくっていますが、
導入部分は低い方の音は固定しつつ、
高い方で動きを見せるやり方をしています。

文面での解説はこんな感じで。
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