初心者も中級者も一度は目を通すべきコードブック

実際のところこれがあればもう大丈夫です

ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾(@kengo1228)です。

今回は、今のところ誰にオススメしても良かったと言われている本を紹介したいと思います。

初心者には難しい、大人向けな教材ではありますが、

初心者こそ知ってほしい部分があります。

ブルースで覚える大人のコード・ワーク

この本知ってますでしょうか?

YouTube『タメシビキ』でおなじみのギタリスト、山口和也さんの本です。

なぜオススメなのか?

この本、まずはアマゾンリンクから目次だけでも見てください。

情報量多いでしょ?

で、情報量が多いだけじゃなくて、

ブルース進行に乗せて実用性のあるボイシングしか載せていないので

譜例を押さえておくだけでもだいぶバッキング・アレンジに自信が持てるようになります。



なぜブルース進行に乗せて覚えると効き目があるのか?

世の中の楽曲のうち3コードとその代理コードを軸にできているものはとても多いです。

ブルースの3コードといえば、

ルート、メジャー3rd、パーフェクト5th、マイナー7thで構成される

(ドミナント)セブンスコードが使われています。

Ⅰ7、Ⅳ7、Ⅴ7に対してボイシングを使っていくわけです。

曲として起承転結がある中にボイシングを落とし込んでいけます。

これが大事です。

譜例を載せられないのが惜しいくらいです。

単純にコードブックとしてフォームだけ見ても使い方がわからないですからね。

曲として起承転結がある中で使って覚える。その辺りが丁寧。

反復されてブルースに慣れてくる

そして、しつこいくらいにブルースで繰り返されていくので

やっているうちにブルース進行自体も身についていきます。

そして、ブルースができればマイナーブルース、ジャズブルースなど発展もできますし、

セブンスではなくトライアドでⅠ、Ⅳ、Ⅴにしていけばポップな感じにもなります。

コードの成り立ちや使い所を体系的にまとめてあるのでまだの方、Kindle版も出ています。