加速するストレス社会では一度頭を白紙にすると都合がいい。

2018年4月28日

無意識に発生するストレスとどう付き合うか?

ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾です。

ツイッターで、ストレスについてのつぶやきが拡散されていたのでそれをテーマに考えてみました。

人間が快さを求める限りはストレスは無限に発生します。増えないようにと思っていても、自分では制御のできないストレスがあふれてきます。

それを大げさにアウトプットしていく人と、飲み込んでしまう人がいます。

過度に喚き散らすのも他者のストレスを生みますし、飲み込んで限度を超えてしまうと自分が壊れてしまいます。

その辺りの付き合い方をギタリスト的にまとめてみました。




そんなところにジャズマインドが役に立つ

僕は、よくジャズのアドリブをします。

その時には、こなれたコード進行だったとしても違うフレーズを考えながら弾きますし、初見のコード進行もあります。
進行していく時間は待ってくれないのでその場で『頭を真っ白』にして次のことを考えて間に合わせていく連続が起こります。白紙に描いていくイメージです。
それって、楽しさと一緒にストレスも溜まっています。急な『むちゃぶり』を自分にしているのです。

次のコードくるまでにイメージしなきゃ!コードわかってないけど何かしら方針決めなきゃ!とか、いちいち考えることでメンタルが強くなるイメージです。
すると、あらゆる無茶苦茶が当たり前としてフラットに考えることができます。

ただこれは自発でやるものです。

人に押し付けられるのは圧力でしかないので、日頃から白紙にする癖をつけていました。

白紙がいい理由

演奏活動であれば備えあれば憂いなしですが、対人関係だと備えはどれくらいあったらいいかなど全くわからないからです。

長いこと接客業やっていた観点からいえば大体の人はマニュアルで用意していないことや管轄外のことを平気で聞いてきます。

経験が役に立たないんです。

その相手が喋ってるのは共通語のようでいて全然共通語じゃないです。

前提が人それぞれあるし、行間読ませる人も多いのであらかじめ用意するんじゃなくて瞬間的に用意した方が都合がいいです。

何かとストレスフルに考えさせようとする世の中

僕の場合、何かを我慢して成長することを、

『ストレスを溜めた』じゃなくて『心が豊かになった』と置き換えています。
この方法はイライラが少ない分平常心で過ごせます。

ですが、自分が豊かになり過ぎると、些細なことでイライラしてる人を「ああ、ストレス集めにいっちゃって勿体無いなぁ」って思ってしまうようになります。
周囲と当たり前がずれると温度差が生じてしまうようになります。
すると、どうでしょう。
自分のストレスを逃すことだけだと人のストレスは緩和できていないような気がします。

何も生んでいないわけです。

だから『ツールを作る人』はイラつくのも大事かもしれません。

自分のためにイラつくんじゃなくて、イラついてる人を理解するためにイラつく

日常に満足すると麻痺してしまいます。
我慢強いと改善点が見えません。
なので、モヤモヤしたりグッときた部分は逐一声に出すかメモするといいかもしれません。
それをただ不特定多数に言っているだけだと、
人にとって「はいはい、また言ってるよ」ですが、

変えた人は神です。

変えられなくても変えられる人に話を持っていくといいでしょう。

ただ暴言はダメです。あくまでも提案です。

当たり前ってこわいです。

「自分は我慢できているから大したことじゃない。」を当たり前にすると人がぶつかる障害に気がつかないです。

それは、気づきをミニマムにしてしまいます。

幸せも一緒です。

毎日だいたいの当たり前なことは支え合いでできていることをついつい忘れてしまいます。

ついつい初心を忘れてしまうようです。

何も当たり前なことはないと思います。
生まれたこと自体、確率だと思います。

小さなことからコツコツ幸せを噛み締めていく。
考えるとこの思考法自体は、ホワイトベースかもしれません。(ガンダムではないです)

毎日リセット、
白地にさも初めて起こったかのように描いていく感じですね。
感動が増えますよ。

ここまでお読みいただきありがとうございました。