初心者がギターのコードを効率よく覚えるために知っておくべきこと
ギターの効率化のために異弦同音は大事です
ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾(@kengo1228)です。
音楽は耳を使うからといって、視覚的な覚え方を全く使わないのは損です。
というわけで、自分が異弦同音を使ってコードを覚えた時の考え方をまとめておこうと思います。
ギターの構造を知っておこう
もう知っている人には当たり前ですが、
ギターはボディー側に進むにつれて音が高くなっていきます。
ただ、6弦と5弦を比べると5弦の方が音が高いため、同じ音を出すにはヘッド側に進んでいきます。
異弦同音をうまく使おう
開放弦のチューニングの問題で、2弦に気をつける必要があります。
全体的に見るとこのような感じになっています。
同じ音を探そうとすると、ヘッド側に向かっていきます。
例えば、6弦10fのD=5弦5fのD=4弦開放のD
というように。(実際は異弦同音ではありますが、雰囲気は全然違います。)
これを知った上でスケールポジションの便利さを知る
普通に一本弦で考えると、1オクターブのスケールを弾くにはボディ側に12フレット進まないといけません。
これを、異弦同音を使用可能にするとこれです。
そして、ポピュラー音楽に使われるトライアドやセブンスコードなどの和音は、
3度ずつ重ねていく都合上、ストレッチがきつくなります。
どんどんヘッド側に進んでいきますからね。
さらにテンションなどは真面目に順番通り積んでいくとほぼ無理です。
指板を縦に見ることができないと指が開かなくなってしまいます。
ギターの構造を知って度数やコードトーンを知っていくと代わりのボイシングなどを探せるので便利です。
覚えましょう。構造。
ボイシングのための教則本
もし考えるのが嫌で、使いたい時に辞書を見て引っ張り出したい場合はこちらがオススメです。
いろんなの出てきます。使い尽くせないと思う。。
やや初心者にはボイシングの話は難しいのですが、
自分で考えてボイシングできるようになりたい場合はこちらがオススメです。
効率化が大事なのはいうまでもありません。早めに触れておくといいと思います。