ジャムセッション初心者のころ自分がセッションバーで学んだこと。始め方と終わり方。
ジャムセッションの決まりごとがよくわからない
ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾(@kengo1228)です。
昔の話をすると、
僕は、ジャムセッションに行く時に『曲を演奏する場』だと思い込んで、
レパートリーができるまでの間ずーっとずーっと先延ばしにしてセッションバーにいかないでいました。(とても危険です)
初めてのセッションで、楽譜を持ってできそうな曲をリクエストしました。
当然初心者には優しく対応してくれますが、
そのあとは全く知らない曲の初見伴奏などをやったりでずっとアドレナリン出っ放し。
なんで打ち合わせしたかのようにみんなイントロやエンディングができるのか、
なんで伴奏がかっこいいリフみたいになってるのか。
大興奮。でも、やっぱり修行つんでから行こう。
そして、しばらく引きこもってました。
で、練習した曲もってセッション行く。
そして、本領発揮できない。
これがやばいループなんですね。
実際は覚えてないからこそ行くメリットが大きい。
何もできないから行くメリットが大きい。
そして、曲を覚えなくてもいい。
変なプライドがない方が、失うものがない。
そんなセッションについての決まりごとについて書きます。
どんなセッションがあるのか
まずは、大きく分けて既存曲を取り扱うものと、既存曲を扱わないもの。
この2つがありますね。
曲を扱うもの
『共通言語』がすでにあるので、サイズもわかりやすいです。
ですが、逆に共通言語がわからない人にとっては入りにくい。
「できる人いますか?」「し〜ん・・・」というような空気もあります。
ですが、あえてわからないからやるっていうのもありです。
曲を扱わないもの
主にコード進行やリズムの決まりごとだけで始めるので
セッションのサイズがよくわからないまま始まっていきます。
でも、たとえ曲を扱わないとしても曲のメインテーマとなるメロディが大事です。
何も決めない、っていうことだけでアドリブをし合っていても終わり方もよくわからない。
なので、最初に提示していたテーマのようなものに戻ってくると曲が一巡した感じがあって、
解決して行く。そう思います。
曲もの、コードものどちらにも言えること
まずはメインテーマとなるメロディ、リフなどが大事です。
セッション定番曲のチキンやカメレオン、Feel Like Makin’ Loveなども
まずはイントロ、そして印象的なリフやテーマメロディがあって、
ワンコーラス、2コーラスやった後にアドリブを回して、
最後にもう一度テーマ部分に戻ってエンディング
そんな感じの流れがあります。
こういう便利な教則本もあります
どちらもセッション曲をテーマに練習する感じですが、
当然ワンコードにも応用が効く内容です。