『聞々ハヤえもん』の面白さー『耳コピ』『語学学習』『カラオケ』『ボイスチェンジ』なんでもできちゃう無料アプリー

2018年9月6日

ハヤえもんっていうアプリを知っていますか?

速度変化やイコライジングなどを得意としていて、

録音編集や波形編集などができる。

有料なものでもそういった条件を兼ね備えていていいものがなかなか無いのですが、対応力抜群で無料でダウンロードができてしまいます。

筆者の感想では「そんじょそこらの耳コピアプリよりまずベース耳コピが推せる!」と思います。

嘘だろって思うくらい他の音がバッサリカットできます。

絶賛感動中の今、様々な魅力を紹介していこうと思います。




耳コピには便利な道具があった方が絶対にいい。

筆者はそれまで色々な方法で耳コピをしていました。

仕事柄譜面起こしなどを行うので、より操作性がよく環境を選ばないものを求めていたんです。

耳コピアプリって色々なものがすでにでていてそれぞれクオリティがたかいんですけども、

このアプリの特筆すべきは、

「あれ?これ本当に耳コピアプリなの?」

って思えるほどユニークなUIと開発陣のモチベの高さ。

やりたいことができる=当たり前

iOS版アプリについて、

以下操作してできたこと。(2017/10月時点のスクショなので広告がまだついていますね。)

①何を耳コピしたいのか?

 

リストに入れて、それぞれをタップすると再生が始まります。

また、ここで曲名欄を長押しすると曲名を変えたりできます。

最新版のデザインはこちら。(2018.4)

右下のプラスマークを押すと、ミュージックライブラリ、Dropbox、カメラロールからのインポートが展開されます。

②速度やピッチを調整

 

見慣れない十字型の操作画面ですが、

十時部分を触っても、数字が書かれてる枠をタッチしても操作できます。

速、遅、♯、♭の文字もボタンになっていてタッチすると変わります。

自分は気に入った速度でまず鍵マークをクリック、ロックしてしまいます。

③再生区間を決める

 

ABループやマーカー操作ができます。

④イコライザーやエフェクト

 

お好みに応じて。

ベースの耳コピとかギター耳だと聴き取りにくいので非常に便利。

(記事更新)2017.10.10

現時点では、再生リストの一時停止中に曲を選ぶと次の曲が再生されない問題を解決し、曲を止め次の曲に移動することが容易になりました。

また、メニュー画面を開くとレビューの投稿やりょーたさんのツイッターへアクセスできます。不具合の報告や要望などはこちらから。

逆回転再生時の不具合も解消されたようです。

(記事更新2018.2.28

なんと、iOSのハヤえもんから編集後のデータをカメラロールへ書き出しできるようになりました。

アプリ左上のメニューツールの中で保存を選びます。ハヤえもんのロゴ表示がされる動画として書き出しされるので、SNSにシェアなどが容易になりました。これは新しい試みですね。

 

盛りだくさんの要素で、無料ダウンロードできる。

見慣れない十字画面を見て最初は音楽っぽくないと思ったけれども、音を聞く仕事してる人ほど使ってほしいようなアプリだと思いました。

痒いところに手が届く感じがすごい。

さらに特筆すべきポイントが、

開発者とユーザーの間のパイプが太く、ニーズ把握が早いこと。

あと開発者同士がツイッターでもやりとりしてて、出来上がりまでの流れの一部が見える化されてることも面白い。

ハヤえもん自体がSNSとかソシャゲーみたいな。

ソーシャルミュージックアプリ?

開発後記や、appストアでのレビューへのレスポンスなども面白く、生きているアプリなんだなと。

ちなみに、アップデート履歴も見逃しがないようにポップアップが出るようになりました。もちろん次から出ないようにもできます。

以下開発者様へのインタビュー(というよりツイッターで呟いたらレスポンスいただいたので取材になってしまった?)

「やりたいことをイメージできるのが最重要」

筆者:アプリ開発者さんって、どうやってアプリ開発してんだろ。

土台がない人間にとっては、ああしたいこうしたいのイメージはあっても「どうやったらできるの?」っていうところにたどり着かない。

「やってみたらできた。」
「こうすればこうなるんじゃね?」
みたいな想像力がすごいなぁと。

開発者りょーた様: 実は、「ああしたいこうしたいのイメージ」という部分こそが最重要なんですよね。

イメージを考えられる事が何よりも大事だと思ってます。

それを形にするのは、やり方を知っているかどうかだけなので。

 

筆: ところでこれって耳コピのためのアプリなんですか?

開: ハヤえもんには「音楽を、もっと楽しく!!」というミッションがあるんですね。音楽を飽きずに聴く為に、聴く側の意思でいろんなエフェクトを変えながら楽しめる。ただそもそも道具って、使う側が目的によって選ぶものだから、「耳コピアプリ」で全然いいと思いますよ٩( ᐛ )و

また使い方のヒントとして、

◆カラオケ練習のためのボーカルキャンセル/キー変更

◆語学学習や議事録の書き起こしに速度落としたりABループ(録音ボタンも付いてるよ)

こんな使い方もできる、とのことでした。

想像力でまだまだ色んな使い方ができそうです。

ユーザー参加型アプリとのことなので、

ツイッターをフォローして意見交換なども全然ありだと思います。

やりたいこと、痒いこと伝えてみませんか?

ハヤえもん開発者ブログ

現在はWindows / iOS / Android

でアプリ展開をしてるようです。

また、ギタリストの溝下優也さんがハヤえもん使って耳コピした演奏動画のツイートがこちら。

元はと言えばここからたどり着いたわけです。

藤岡さんのフレーズ弾いちゃうとか半端ない。

紹介した記事が増えたのでまとめました。

『聞々ハヤえもん iOS版』の記事が増えたので目次を作ってみた。