【ピッキングのやり方】まずドと仲良くなりたい人へ
まだドと仲良くできていない!
ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾です。
好評だった『山内良太の音楽理論実況』ですが、その時のりょーたさんのリアクションで自分の中でツボだったのが『移動ド』についてのリアクションでした。
来たよ! ついに来た!
移動すんな!
まだ移動すんな!
落ち着け!
もっとドと仲良くなりたい!
ドと仲良くなる方法で、鳴らし方を変えるというのがあります。
①ピッキングポジション固定で1音1音の鳴り方にこだわる
参考に動画を貼っておきます。
[練習方法]ドレミファソラシをいろんな弾き方する
多分ピック変えたらもっと色々あるな pic.twitter.com/Gj1P5bjHPB
— 北島 健吾🎸ハヤエモニックギタリスト (@kengo1228) 2018年5月4日
これ何をしているかというと、シンプルなドレミファソラシをいろんなタッチで鳴らそうとしてるんですね。
もっと熟練のピッキング名人が弾けばもっとかっこいいドレミファソラシがあると思います。
弦は振動で音を作っているのですが、汚い振動にしたり綺麗な振動にしたり様々です。
ピックを当てる角度や振り抜く向きでも音がだいぶ変わりますし、ピッキングの速さでもアタックが変わってきます。
歯切れよくを狙うなら速いピッキング、ヌメヌメ柔らかい音を狙うなら遅く調整します。
ここでいう速い遅いはギターよりピアノがイメージしやすいかもですね。
鍵盤は速く叩けば鋭くパーカッシブに響きますしゆっくり押し込むように弾けばムードのある音がします。
②ピッキングポジションの移動でトーンを変える
[練習方法]ピックポジション変えたり角度変えてもリズムはキープ
ストラトだと1弦側ボリュームノブがあるので右手は軽く握っておかないとぶつかります pic.twitter.com/GltaKxyM5D
— 北島 健吾🎸ハヤエモニックギタリスト (@kengo1228) 2018年5月4日
ギターは振動で音を出すのですが、どのあたりでピッキングするかで音の雰囲気が太くなったりペラペラになったりします。音の成分が変わるんですね。
フロントピックアップ側に寄れば寄るほど弦の振れ幅も強く弦のテンション(張り)が柔らかくなるため、ピックする時の引っ掛かりが増します。弦が負けている状態。
逆にリアピックアップ側に寄れば寄るほどテンションがキツくなるため引っ掛かりが減ります。ピックが負けている状態。(フロントはネック側、リアはボディ側)
弦が負けるかピックが負けるかの差です。
ディストーションサウンドでコードストロークとアルペジオを混ぜる時なんかは、アルペジオの音を抜けさせるためにあえてリアピックアップ側で弾いたりしています。
③ピッキングポジションを柔軟に変えつつピックの角度や速さも変える
①と②の合わせ技です。
エレキギターの場合、音作りによってはこの辺りの変化が乏しい場合もあります。一生懸命調整してもタッチへのレスポンスが鈍かったり、テンション感の影響があまりなかったり。クリーンやうっすらクランチくらいまでがいいと思います。
むしろアコギの方が顕著に出てくる場合もあるので、良く鳴るアコギを買うと楽しいですよ。
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