音楽理論ーモードに触れようー

2018年6月1日ギター, レッスン, 音楽, 音楽理論

音楽理論の初級編⑥

ギタリストの北島健吾です。今回の記事は音楽理論を絡めた話をする時の土台としてバックナンバーにするために掲載しました。

今回の内容はモードについてです。カテゴリーとしては中級に入れようか?と思ったのですが個人的には中級というのは応用ができるレベルのことですので初級でいいと思っています。

 

モードの2つの覚え方

①メジャースケールを順番に転回する

下図は教則本などに載っているオーソドックスな方法です。ただ、正直なところ伝える側の伝えやすさばかりに特化していて音のイメージがわかりにくいです。まずはわかりにくい前提でお話しします。



よく教則本などに書かれている方法だと、メジャースケールを1番目から始めたのがアイオニアン、2番目から始めたのがドリアン、、という風にまとめてあります。それだけの解説だと自分がメジャースケールを弾いているのかアイオニアンを弾いてるのか戸惑うと思います。

では、モードスケールについて鍵盤で見ましょう。

アイオニアン

ドリアン

フリジアン

リディアン

ミクソリディアン

エオリアン

ロクリアン

このように、それぞれに全音と半音の関係があって雰囲気が違います。その雰囲気の違いを明確に出していくのがモード理解の一歩目です。

②メジャー系、マイナー系でくくってサウンドの違いを比較する

メジャー系にくくれるのはアイオニアン、リディアン、ミクソリディアン。
マイナー系にくくれるのはドリアン、フリジアン、エオリアン、ロクリアン。
メジャーとマイナーを分けるのは3度の音、という認識で間違いないです。

では、比較のために便利なCメジャースケールと、Cナチュラルマイナースケールを使いましょう。

メジャー系の比較

上図のようにメジャースケールの中で何も臨時記号がつかないアイオニアンと比較すると、リディアンは4度が半音高く、ミクソリディアンは7度が半音低いです。ちなみにアイオニアンの特徴音は4度ですが、アヴォイドなので弾かないことが多いです。

この辺りをプッシュすると、何となく音のイメージがつきやすいので動画撮ってみました。

マイナー系の比較

まず、これはCナチュラルマイナースケールなので左側に♭が3つ付いてますね。メジャースケールと比べて3度、6度、7度が半音低いのがナチュラルマイナースケールです。

で、ナチュラルマイナースケールを基準にして、6度はそのままなのがエオリアン。6度が半音あがる、つまり♭を外してナチュラル6thになる場合はドリアン。ナチュラルマイナーと比べて2度が半音低いのがフリジアン。2度と、5度どっちも半音低いのがロクリアンです。

こんなことを知って何になるのか?

割と、モード系の音楽はゲームBGMだったり、ギターインストだったりで様々な登場の仕方をします。先ほどの動画音声の比較でわかるように、同じルートで比較するとガラッと雰囲気が変わるんですね。

これ、キーCメジャーで、Cアイオニアン、Dドリアン、ってやっていたらずっとメジャースケール弾いてるだけなので全く雰囲気わかりません。あえて、同じルートで比較したほうがわかりやすいのです。

C同士で比較するとこの雰囲気はドリアンだ!とか見当がつきます。