【TAB譜】NMB48『僕だって泣いちゃうよ』から学べるギターバッキング【パワーコード】
山本彩さん卒業シングルだそうです
ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾(@kengo1228)です。
今回はNMB48さんの楽曲『僕だって泣いちゃうよ』のギターがあまりにもご機嫌だったので、
MVを参考に耳コピをしてみました。
最近のYouTubeは耳コピしてくださいと言わんばかりの速度調節機能があるので、とても便利です。
解説に移る前に、全体を聴いてみるといいです。
転調だらけのコード進行
この曲は、自然な流れで転調がしかけられています。
元々のキーはE♭ですが、サビを抜けて間奏の末尾にあるメジャーコードがセカンダリードミナントになっています。
AメロにはいるとキーがCになります。そして、Bメロの途中でE♭にまた戻る感じです。
他にも色々、ノンダイアトニックコードを使っていますので聞くだけじゃなくコード進行を学べそうですね。
弾いてみた動画
ギターの動画自体は全弦半音下げで弾いてます。(今回は譜面の音とコードは半音高く書いてあります)
上記の解説では、キーをE♭としましたが移調楽器を持たずに考えた場合のキーであって、
カポタストや半音下げでチューニングを自在にできてしまうギターの場合は
譜面をどういう風に書いてるのかを把握しておかないと、音痴な演奏をしてしまいます。
半音下げの場合
ポジション優先で考えるなら、レギュラーチューニングの時同様に書いてしまって
先頭に半音下げと書いてしまった方が楽だったりします。(実音はズレてるので気をつける)
なので、コードネームは半音下げて考えるとつじつまが合うようになっています。
(Eと書いてあれば、実音はE♭。という意味で書いてます。)
カポタストの時もそうですね。あれはコードフォーム優先で考えるので、2カポなら2フレットが解放という扱いになります。
なれるまでは気持ち悪いですが、なれると便利です。
頻発するパワーコード
今回のギターは、パワーコードとパワーコード型のオンコードを多用してます。
一般的なパワーコードがこれです。
ベースにルートを置いている初歩の初歩に覚えるようなロック向けのコードです。
これだけだと、メジャーでもマイナーでもどちらでも使えて便利です。
次に、半音でベースが動く時などに便利な3度をベースにしたボイシングです。
半透明にしているところが仮想ルート、仮想5度です。
つまり、オンコードで使えるんですね。
このあたりです。D♭→A♭/Cとすることで、ベースを滑らかにつないでいます。
このコードワークを今回は多用しました。
他にも色々、転調のテクニックなどもありますが。
また次の機会に。(更新しました!)