ベースの耳コピを楽にする方法について
ハヤえもんのベースの耳コピについて
ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾(@kengo1228)です。
今回はハヤエモニストとして、ベースの耳コピの機能についてまとめておきます。
というよりも、ツイートをそのまま引用する形ではありますが。
ベースの耳コピ機能とは何か
これは、フィルターです。
イコライザ機能の中にあって、
ベースラインのピッチ以外をほとんど削ってしまうものです。
音程の耳コピ重視の機能だと思ってます。
ハヤえもんのベースの耳コピは、ベースをかっこよく聴くためのものじゃなくて、その他の要素をそぎ落としてピッチを拾うもの。
リズムなどのディティールは全体の音出して拾ってるかなー。そぎ落としてブーストするので、もこもこは仕方なし。
成分全部抜いてスープの出汁を個体に戻すような感じ。— 北島 健吾🎸ハヤエモニックギタリスト (@kengo1228)
内容はここに集約されています。
こればかりを聞いていると陥りやすいこととして、
リズムがわかりにくいです。
削りに削るのでドラムなどのビートはほぼ聞こえません。
そのほかの楽器のメロディなどもごっそり抜けおちます。
あとは、残るのが低音だけなので外でイヤホンとかで聞いてもほとんどわからないでしょう。
ヘッドフォンやスピーカーを通すと多少は聞こえる。
そんな感じです。再生する環境は選ぶと思います。
かっこいいベースサウンドを期待してしまうと残念に感じてしまうと思いますが、
全体像は見えている前提で「聞き取りにくいベースのピッチを聞き取りたい」そんな時に使っています。
なんで効き目が悪い時があるの?
あとは、あくまでもイコライザで削るので元々の音源の帯域成分でどこからどこまで録れてるかによっては残らないこともあると思う。
そういう時はイコライザをカスタマイズする。— 北島 健吾🎸ハヤエモニックギタリスト (@kengo1228)
ここに集約されていますが、
そもそもの2ミックスから帯域を削ってベースを浮き彫りにするので、
削った帯域にベースが含まれているとほとんど残らないです。
ベースは人間が弾いたり、打ち込んだりした後にミックスでさらに帯域が変わっていたりもします。
場合によっては、ほとんどが削れてしまうこともあります。
何曲かやっていると、本当にハヤえもんでベース聞かれる前提で作ってるわけじゃないから、
聞こえにくいものもたくさんあります。
ハヤえもんのベース耳コピは最強なのか
これは今まで出会った中では最強だと思います。
他にここまでベース耳コピ攻めてるアプリを見たことがないのと、
BPMを下げたりできることも大事。
こういう本が出ていますが、
実際には耳コピの作業は
全体、ベース、センターキャンセル、右だけ、左だけ、
いろいろなやり方をします。
聞きたいところを一番聞こえるように吟味する。
この吟味ができる辺りが便利。
各種エフェクトやフィルター、音程や速度の変更は音質変化を伴うので、
苦手な人は苦手かもしれませんが、
Windows時代から根強いファンがいて、今も進化中です。