機械的なオルタネートピッキングはグルーヴの妨げになる?3連フレーズを盛り込もう
オルタネートピッキングができればグルーヴが良くなる?
はい。これは間違いです。
ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾(@kengo1228)です。
なぜ、間違いかといいますと
そもそもオルタネートピッキングというのは、
ダウンアップ、ダウンアップ、と交互に繰り返してギターのストロークをする
いわば機械的なもの。周期に頼って間の取り方を安定化させる手段だと思います。
リズムの安定化のための手段、こう考えてください。
外国産の音楽はノリの音楽ですので、安定だけじゃなく弾力が大事です。
安定というのは、例えるならば、
二足歩行を覚えた人間が右左右左と歩くようなものです。
どうでしょう?踊ってるように躍動してますかね?
躍動している人っていうのは大きく踏み出したり、場合によっては右右左と行くかもしれません。
打楽器奏者を見て見ると、なにも右左交互じゃないといけないわけではないです。
パラディドルというものがあります。
ギターはオルタネートって散々刷り込まれるじゃないっすか。
ドラムは、LRLR LLRRみたいな色んなパターンで楽しいリズム作るじゃないっすか
DDUDDUDUDUUみたいにした方が面白いことあると思うんですよ。
むずかしいけど。
往復の軌道に入れてなんとなくだとあんまりクリエイティブじゃない。— 北島 健吾🎸ハヤエモニックギタリスト (@kengo1228) 2018年11月19日
この思いつきで動画をとってみました。
リストコントロールでサウンドの幅を広げよう
ここでも触れているように、
リズムキープは大事です。オルタネートもできるようになりましょう。
ただ、グルーヴというのは何も規則的に揃っていればいいというわけではなくて、
推進力と共有が大事だと思います。
あと、単純にギターの6本弦を全部弾くようなコードカッティングを卒業して、
弾く弦をコントロールする、ダウンアップを吟味する
こうするだけでサウンドバリエーションの幅が広くなります。
幸い、音の性質上ギターの低音弦をバスドラム、高音弦をスネアやシンバルと見立てると
ドラマーさんになった気分でフィルインをつくることができます。
ぜひ試してみてください。
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