加速、ポリリズムも対応『Tempo Advance』は超優秀なメトロノームアプリ!

2018年4月28日

超面白いメトロノームアプリです。

ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾です。

リズムトレーニング大好きなプレイヤーさんにおススメのiOSメトロノームアプリを紹介します。

最近は、三角形のアナログなメトロノームよりもiOSやアンドロイドアプリでメトロノームをフリーで手に入れる人も多いんじゃないでしょうか?

今回紹介するのはあえて『有料』のアプリです。
でも、お金払ってでも欲しかった機能があったのでここにおススメさせていただきたいと思います。



お金を払っても損をしなかった3つのポイント

①ポリリズムに対応しているところ。

一般的なメトロノームって4/4拍子に向いていると思います。もちろんそれだけでもリズムトレーニングは充実するのですが、サクッとタップ操作だけで聞いてみたいポリリズムを鳴らせる。

これってすごい画期的な印象があります。
従来のやり方だと、ポリリズムをやりたければ打ち込みして鳴らすなどしないとリファレンスも得られず、変なリズムをどうやって弾くか参考になるものがなかなか見つからなくて困っていました。

②加速できるところ。

練習しながら、慣れたらテンポ上げたい、、、
でもその都度中断してメトロノームをいじって調整しないといけない。

それって集中力を奪うんです。

もうそんな悩みは無用です。

小節単位で徐々にテンポが上がる、
秒単位で徐々にテンポが上がる、
そういう設定ができます。

これって、きちんと弾ける状態にする意味でのリズム練習とは矛盾しますが、
人間の無意識の調整能力を利用してナチュラルにテンポの底上げをする練習にもなると思います。

自転車の補助輪外す時に、親が途中まで支えてたのをいきなり取っ払ったりするのと一緒。無意識に速くすると意外と順応したりします。

③プリセット機能とテンポ調整の簡単さ。

メトロノームのリズムプリセットをストックできるので、ワンタッチで出したいパターンが出せます。
また、テンポの調整は真ん中の円に触れたまま逆時計回りでダウン、時計回りでアップです。
すごく簡単。

以上3点が特に気に入った点です。

メトロノームは楽しいのか?

メトロノームってすごく地味で「わぁ!たのしい!」とならないイメージがすごく強いです。

実際には、練習ならフリーのアプリでも問題ないですし、市販のデジタルメトロノームでも全然問題ないです。(どんなに精度が高くても多少のズレがあるので。)
リズムって異なるタイミングに音が鳴りさえすれば発生しますし、その音と音の間隔や、トーンとか色々な要素でできてます。
それを自分のリズムの捉え方次第で、表に鳴っているクリックを裏に持ってきたりとか、色々やっていくのが楽しいんです。無機質なクリック音を相手に自分がセッションしていくと延々遊んでいられる、そういうプレイヤーさんは結構多いと思います。
音のタイミングの細分化をしていくんですね。
定規で言うところの、1センチ単位で打っていたメモリを5ミリずらしてメモリを見ると、、、
まさに裏打ちみたいなものです。
そうやって、音を細分化していく。
メトロノームのクリックとクリックの間を細かくとっていく、これをやっていきます。
するとですね、自分の中に流れてるリズムがすごくシャープになっていって、踊り出す感じがします。
音楽を聞くときにも細かいところが聞こえるようになってくると面白いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

音の細分化が気になる人はぜひnoteも読んでください。