高速カッティングへの道〜32分音符どうやっていれる?〜
16分カッティングのその先へ
ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾(@kengo1228)です。
今回紹介する内容は、ファンキーなカッティングが好きな人ならやってみたいであろう
『32分カッティング』をどのように練習し、グルーヴパターンに組み込んでいくかについてです。
32分音符自体、ソロの部分以外ではあまり経験がないところだと思います。
伴奏での16分音符のカッティングは馴染みがあると思いますが、
通常伴奏の時にそこまでしゃしゃりでてくる必要はないですから経験してこない部分です。
そう思います。必要に迫られない。だけどかっこいい。
高速カッティングの超人
有名どころの動画を添付しておきます。
ガスリー・ゴーヴァンはうますぎて意味がわかりません。
いきなりこれは高次元すぎるかもしれません。(笑)
あとは、トモ藤田さんもちょいちょい挟みこんでいますね。
どうしてこんなにスムーズにピッキングができるんでしょう・・・
以前、16分のカッティングをオルタネートばっかりでやるのはダサくない?という記事を書きましたが、
こういう発展系に進んでいくためには
実は脱オルタネートが避けて通れない部分だったりします。
高速カッティングに必要な要素とは?
なぜ、脱オルタネートが必要かというと、
『16分音符を続けてダウンできるスピードがあれば理論上32分音符である』
これです。理論上できるはずなのです。
しかし、そんなに簡単なことではありません。
『ピッキングのつっかかり』
この辺りが理由です。どうでしょう?
やってみるとなかなか難しいと思います。
32分音符を弾くという慣れない動作自体に力みが生じてしまうので、
実音部分の邪魔になる程ピッキングがノイジーになってしまったりします。
肝になる部分はそれ以外のアクセントの部分で、あくまでも32分はオカズでしかないです。
この辺りがガスリーの動画はうまいと思います。
表現の一つとして、32分を入れたけどそれがメインディッシュではない。
そのように思います。
32分高速カッティングの準備動画
こちらの動画は、高速カッティングの準備段階の動画です。
あくまで譜例サンプル、ゆっくりやる時のゆっくりな動作になってしまってますが
このようにダウンダウンアップなどの組み合わせをいじってみると
理論上32分音符を埋め込むことができるようになります。
この譜例は想定としては歌のバックに行うパターンではなく、
あくまでもオカズです。
グルーヴパターンの参考にするなら、ドラムがいいとおもいます。
歌の後ろで余計なことはしていません。
そして、ドラムのフィルインではポリリズムがよく行われます。
自分のカッティングがドラムだ、というイメージでやるといいと思います。
(歌物では邪魔にならないように)
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